早稲田実・清宮幸太郎選手が高校第1号!加藤雅樹選手も3ラン

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 早稲田実業が春季高校野球東京大会の準々決勝で関東第一と対戦し、3番1塁に入った1年生の清宮幸太郎選手が高校1号となる3ランホームランを放った。プロ注目の加藤雅樹選手も高校通算42号を放ったが、早稲田実は11-18で敗れた。

高校1号

 リトルリーグ時代に132本塁打打っていたスラッガー清宮選手、高校に入学してからここまで2試合に出場し、ヒットや打点を挙げていたものの、「ホームランでなければ調子がいいとはいえない」と話し、ホームランへのこだわりを見せていた。

 この日は3-5と劣勢の5回1アウト2,3塁の場面で打席に入ると、インコースのストレートをセンター方向にはじき返した。やや詰まったようにも見えた打球だったが、ぐんぐん伸びると、センター後方のネットの中段に突き刺さる推定130mの特大弾となった。

 引っ張っての打球でなく、センター方向にあそこまで伸びる打球は、なかなか打てるものではない。やはり飛距離はケタ違いと言える。6回にも2アウト1,2塁の場面でタイムリーヒットを放ち5打数2安打4打点、まだ怖いもの知らずという事もあるが、勝負強さも注目すべき点だろう。

 清宮選手は「打った瞬間。いい所で捉えられて良く飛んでくれた。記念すべき日になった」と話した。「80本くら打ちたい」という清宮選手、4月18日は「記念すべき日になった」と話した。

 

プロのスカウト7球団

 この日は、他の試合も含めてドラフト候補が揃って出場した事もあり、7球団のプロのスカウトが集まった。東京ヤクルトの小川シニアディレクターは、「すごい。打った瞬間だったね。期待されている中、1年生で打つのは素晴らしい事。末恐ろしい」と話した。

 補完も巨人の吉武スカウト は、「本塁打は文句なし。神宮球場でも入っている。これで、まだ1年生だから、どこまでいくのか」、福岡ソフトバンクの山本スカウト も「星稜高時代に松井さんを見ているけど、あの本塁打で松井さんを思い出した」と話し、 阪神の中尾スカウト も「初めて見たけど、打った瞬間、本塁打。あそこで1球で仕留めるんだから、たいしたもの」と話した。

 松井秀喜選手の名前が挙がる清宮幸太郎選手、2017年のドラフト会議は、清原、松井、福留のようなドラフト1位抽選が行われる事になりそうだ。

 

加藤雅樹選手も3ラン

 早稲田実は5回裏に8点を奪われ、11-6となった6回、清宮選手のタイムリーヒットで1点を返した後、4番に控える加藤雅樹選手が右中間のネットに3ランホームランを放った。こちらも打った瞬間にわかる当たりで、プロ注目のスラッガーの打球だった。

 これで通算42号、清宮選手と共に加藤選手の調子も良く、注目度も増す事になる。ただし、早稲田実という事で、斎藤佑樹投手のように大学進学の道を取る可能性もあり、プロのスカウトの中には早稲田大進学の可能性を示唆している人もいる。進路に注目が集まりそうだ。

 

 4点ビハインドの5回に2点を返し、なお1死二、三塁。1ボールから右腕・田辺の内寄り直球を仕留めた。推定飛距離130メートル。それでも「よく飛んでくれたと思うけど。あのくらい普通」と言ってのけた。公式戦3試合13打席目で飛び出した一発に「もう少し前に打ちたかったけど。春の大会で1本打てたのは大きい」とうなずいた。

 決して甘い球ではなかった。3―5の5回1死二、三塁。打席に入った清宮は、1ボールからの2球目、内角直球に反応した。高い金属音とともに放たれたライナー性の打球は、あっという間に神宮第2球場の中堅後方のネットに突き刺さる。プロでも特大の130メートル。15歳は両手を叩きながらベースを一周し、ジャンプしてホームインした。

 巨人・吉武スカウト
 「本塁打は文句なし。神宮球場でも入っている。これで、まだ1年生だから、どこまでいくのか…」

ソフトバンク・山本スカウト
 「星稜高時代に(先輩の)松井さん(秀喜氏)を見ているけど、あの本塁打で松井さんを思い出した」

阪神・中尾スカウト
 「初めて見たけど、打った瞬間、本塁打。あそこで(真っすぐを)1球で仕留めるんだから、たいしたもの」

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