センバツ、九州勢が全て初戦敗退、福岡ソフトバンクスカウトが嘆く

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 センバツ大会では九州勢4校が全て初戦で敗退した。2003年以来12年ぶりの敗退に、福岡ソフトバンクの小川スカウト室長が、「即戦力がいない」と今年の九州の高校野球について嘆いた。

4校が初戦敗退

 今年のセンバツに出場した九州の4校は九州学院、糸満、神村学園、九産大九州。しかし全チームとも初戦で姿を消した。それぞれのチームに投手、野手にドラフト候補はいたものの、神村学園の山本卓弥選手や、2年生の九州学院・松下且興選手も活躍を見せられず、投手については目立った候補はいなかった。

 これについて興南高校の我喜屋監督は「力のある投手に押されていた」と分析し、「今までの先入観を白紙に戻し、全国で勝つにはどうしたらいいかを考える時期」と話した。

 

福岡ソフトバンクのスカウト室長も

 福岡ソフトバンクの小川スカウト室長も、「現時点で昨年の小野郁(東北楽天ドラフト2位)のような、高校からすぐプロにと思わせる選手がいない」と、今年の九州の候補について話をしている。

 昨年は小野投手の他、大分高校の佐野皓大投手、九州国際大付の清水優心選手、多良木の善武士投手(東芝へ)など、150km/h前後を記録する投手や捕手の候補など注目選手が多かったが、今年は少しさみしい状況にある。

 しかし小川氏は「身体能力の高い選手は多い。今後の成長を見たい」と話した。海星の平湯蒼藍選手、中部商の前田敬太投手、九州国際大付の山本武白志選手など、プロ注目のドラフト候補の選手はいる。春・夏の成長に期待したい。

2015年度-九州のドラフト候補リスト

「現時点で即戦力いない」 西日本スポーツ紙面 2015/3/26

 

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