高橋光成投手が3回パーフェクト、オリックス、中日のスカウトが高い評価

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 侍ジャパン18U日本代表と関大との練習試合、先発したのは近大戦で4回途中3失点をしていた高橋光成投手、エースに指名された意地を見せ、3回をパーフェクトに抑える好投を見せた。

コントロール重視

 27日の近大戦でも先発した高橋光成投手、149km/hを記録したものの3回2/3を投げて5安打3四死球で3失点と不安を見せ、「四球から失点をしてしまった」と反省をしてた高橋投手、この日はコントロールを重視して低めにストレートとスプリット等の変化球を集め、打者9人に内野ゴロ5つ、外野フライ3つと打たせて取るピッチングで3回をパーフェクトに抑える投球を見せた。

 2回には146km/hを記録し三振を奪うなど、力強い球も投げている。高橋投手は常時140km/h中盤を投げるような剛速球投手ではなく、140km/h前後の球を低めに投げて打たせて取るピッチングで昨年夏の甲子園を制しており、このピッチングが真骨頂と言える。

 

 高橋投手も「コントロール重視で打ち取ることができました。感覚が戻ってきた」と話し、アジア選手権に向けてエンジンがかかった。

 

中日、オリックスのスカウトが評価

 この日も代表に選出されているドラフト候補選手の視察に、9球団18人のスカウトが訪れた。高橋投手のピッチングには、オリックスの内匠スカウトが「今回はコントロールの良さが見られた。修正能力をみせられるのは魅力」と話すと、中日の米村明スカウトも「ずいぶん良くなっている。力みがなくなった」と話した。

 力で言えば150km/hを越す球と鋭い変化球を投げる安楽智大投手の方が上だろう。しかし、188cmの長身から投げおろす角度のある球ときれいな腕の振りのフォームは、将来性を十分感じさせる。共に故障からの復帰のシーズンだったが、故障後のピッチングを見ると高橋投手の方がずいぶん良いと思う。

 ドラフト会議では1位で名前が呼ばれるのは確実とみられる。将来のエース候補として高橋投手を指名するのはどの球団か。

 今代表での実戦初登板となった27日の近大との練習試合では、3回2/3を3失点。自己最速の149キロをマークしたが、3四死球と荒れた。その反省を生かし、9球団18人のスカウトが見守る中で抜群の制球力を見せた。2回に最速146キロの直球で空振り三振を奪った以外は内野ゴロ5、外野フライ3と打たせて取った。今夏の群馬大会では3回戦で敗れ、実戦感覚が心配されていたが、それを払しょくし「正直にうれしい。感覚が戻ってきた」と笑顔。中日・米村明スカウトは「ずいぶん良くなってる。力みがなくなった」と評価した。

前橋育英、光成3回9人ピシャリ 日刊スポーツ紙面 2014/8/30

 

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