今日、18Uアジア選手権に出発する侍ジャパン18U代表は、関大(1,2年生主体)と大会前最後の練習試合を行い11-2で大勝した。4番・岡本和真選手は4安打3安打2打点の活躍を見せた。
サイクルヒット未遂
4番DHで出場した岡本和真選手は、2回の先頭打者で迎えた第1打席に、ライト方向に流してフェンス直撃の3ベースヒットを放つと、7回にはレフト前にタイムリーヒット、9回にもファールで10球粘った後にセンターオーバーのタイムリー2ベースヒットと、ホームランが出ればサイクルヒット、右、中、左とヒットを打ち分けた。
特にランナーがいる場面できっちりタイムリーヒットを放つのも、日本代表の4番として申し分ない。木製バットも全く苦にせず、打撃は一人だけずば抜けているという印象を受ける。
9球団18人のスカウト視察
このバッティングをみた横浜DeNAの高田GMは「金属とか木とか関係なく、いい打ち方をしている」と話すと、阪神・池之上格スカウト課長も「見るたびに打っている。期待を裏切らないね。あらためてほれ直した」と話した。
18Uの4番としても期待できるが、ドラフト会議でも打撃に関しては、大学、社会人の選手を含めても評価はトップクラスと言える。投手が圧倒的に多いドラフト1位指名だが、野手の獲得を狙う球団は岡本選手の名前を挙げるかもしれない。1位で指名競合の可能性もある。
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2回先頭では右翼フェンス直撃の三塁打。7回1死一、二塁では左前適時打と、本塁打が出ていればサイクル安打という活躍。「ホームラン? 期待しなくていいです。そんなレベルじゃないですから」と謙遜したが、視察した巨人、阪神など9球団18人のスカウトに、木製バットへの対応力を見せつけた。DeNA・高田GMは「金属とか木とか関係なく、いい打ち方をしている」と舌を巻いた。
27日の近大の練習試合と合わせ8打数5安打3打点だ。阪神など国内9球団18人のスカウトが視察。阪神・池之上格スカウト課長は「あらためてほれ直した」と目を細めた。
「きょうは粘って粘って打てたので良かった。(日本代表の4番は)重圧があるが、恥じないように頑張っていきたい」と気合十分。
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