盛岡大付・松本裕樹投手が甲子園へ、7球団のスカウトが打撃も評価

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 高校野球岩手大会の決勝では盛岡大付が花巻東を下し、プロ注目の盛岡大付・松本裕樹投手が甲子園出場を決めた。

高校通算54号

 この日は打撃で輝きを見せた。初回にライト芝生席上段に飛び込む特大の2ランホームランを放ち先制する。自らのボークなどで3点を失い逆転を許すと、5回には2アウト1,2塁の場面で左中間を割る2点タイムリー2ベースヒットを放ち、再び逆転した。

 投球では最速144km/hも9回を投げて9安打8奪三振4失点、「疲れで体が重かった」と話す通り内容は良くなかったが、打撃で3打数2安打4打点と活躍を見せ、甲子園出場を決めた。

 

7球団のスカウトが視察

 この日は7球団のスカウトが視察した。福岡ソフトバンクの作山スカウトは「打者としても高校トップクラス」と評価した。

 「甲子園に行かないと始まらない」とプロ入りへ強い意欲を示した松本選手が、甲子園では投球、打撃でどんなプレーを見せるのか、非常に楽しみだ。

 苦しかった。四回に最速144キロを記録するも、七回まで3者凡退は五回の1度だけ。四回にはボークで4点目を献上した。それでも八、九回は多彩な球種を駆使して3人ずつで料理。鬼の形相で腕を振った。

 打撃ではすごみを見せつけた。一回二死三塁、逆風を突いて右翼芝生席上段に飛び込む高校通算54号の先制2ラン。3-4の五回二死一、二塁では「(ボークの)あの1点で負けたくなかった」と、長打を警戒して右へ寄った外野シフトの間を狙ったかのように、中堅左へ逆転の2点二塁打を放った。

  スタンドでは7球団のスカウトが視察。ソフトバンク・作山スカウトは「打者としても高校トップクラス」と絶賛した。投打ともに能力が高い「二刀流」だが、本人は投手に重点を置く。「勝ち続けて長い夏にしたいです」。みちのくの「大谷2世」が、13年センバツ以来となる聖地で大暴れする。

 宿敵と3年連続の決勝は、7球団のスカウトが見守る中、「4番・投手」で出場。初回2死三塁、高校通算54本目となる右翼場外への先制2ランを放つと、5回2死一、二塁では逆転の2点適時二塁打を放った。この日は2安打4打点。マウンドでは「体が張って疲れがあった」と9安打4失点と苦しい投球内容だったが、要所では最速144キロを記録した直球とスライダーを軸に相手を封じ込んだ。

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