智弁学園・岡本和真選手が71号満塁ホームラン、中日、阪神など5球団が視察

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 高校野球奈良大会では智弁学園の岡本和真選手が夏の初戦でいきなり見せた。高校通算71号となるホームランは満塁の場面で飛び出した。

2年連続初戦満塁弾

 この日の岡本和真選手は第1打席は死球を受け、第2打席、第3打席は内野ゴロとヒットもなく、チームも6回まで平城高校を相手に1-1と重苦しい雰囲気が漂っていた。しかし7回、1点を勝ち越しなおも満塁の場面で岡本選手が打席に入ると、高めのストレートをライトスタンドに運んだ。

 岡本和真選手は2年生の時、1年間で48本塁打を記録した。その中でハイライトは夏の大会初戦で2本の場外ホームランを放ち、そのひとつは満塁弾だった。そして3年生となった今年の夏は通算70本塁打として初戦を迎えると、2年連続となる満塁ホームランを放ちスタートを切った。

 

5球団スカウト絶賛

 この日は中日、阪神、東京ヤクルトなど5球団のスカウトが視察をした。中日の米村スカウトは「大学、社会人を含めても長打力はNO1。僕が見ている中で一番いい打者」と、全体の野手でNO1評価を下した。東京ヤクルトの小田スカウトも「貴重な右の強打者。ドラフトの上位候補です」とドラフト上位の評価をした。

 阪神の畑山スカウトは「さすが千両役者。ああいう場面で打つ。日本人のホームラン打者になる可能性を持っている」と満塁の場面でのホームランに勝負強さを見ていた。

 右の大砲として評価はほぼ確定した。ドラフト2位24人入りは間違いなく。今は12人入りを伺う所にいる。センバツで田嶋大樹選手に2三振をし評価は割れたが、今後何があっても評価が下がる事は無い。あとは12人入りを確定するために、甲子園で活躍するだけだ。

 

 高校通算71号は満塁弾。「投手が頑張り、みんながつないでくれて打てた本塁打。感謝したい」。昨夏の初戦に続く、2年連続のグランドスラムで岡本の夏が始まった。

 プロのスカウト陣も度肝を抜かれた。阪神の畑山俊二スカウトは「千両役者やね。スター候補。日本人のホームランバッターは近年いないけど、その可能性を持った選手」と評した。中日の米村明スカウトも「社会人も含め、右打者ではNo・1」と舌を巻いた。

 高々と舞い上がった打球が「岡本の夏」到来を告げる号砲となった。2―1とリードした直後の7回無死満塁。3ボール1ストライクからの外角高めの直球に、ちょこんとバットを合わせた。「つないでくれたみんなに感謝です」。謙虚な言葉とは裏腹に、打球は逆風をものともせず右翼席へ飛び込んだ。高校通算71号が、コールド勝ちの呼び水となった。

 昨夏の県大会初戦(対奈良北)では、場外弾&満塁弾。2年連続の好スタートに、ネット裏に集まったプロ5球団も目を丸くした。中日・米村スカウトは「社会人を含め長打力はNO1」と興奮気味。阪神・畑山スカウトも「さすが千両役者。近年、日本人のホームラン打者はいないが、そうなる可能性を持っている」と絶賛した。

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