東海大相模、佐藤雄偉知投手が8回1/3で8奪三振1失点

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 春季高校野球神奈川大会は4回戦8試合が行われ、横浜高校、桐蔭学園、慶応、東海大相模、横浜創学館などが勝利した。東海大相模は背番号20をつける佐藤雄偉知投手が先発すると、140km/hを超す速球で立花学園を7回まで2安打に抑える好投を見せた。

191cm右腕

 東海大相模の佐藤雄偉知投手は、191cmの超大型右腕として1年時から期待されていた。しかし、東海大相模では同学年に青島凌也投手、1学年下に吉田凌投手、小笠原慎之介投手という素質も実力も十分の選手がそろい、今大会は背番号20をつけている。

 大きな素質にプロも注目しているが、この日の立花学園戦で先発すると、7回まで2安打8奪三振3四死球で無失点に抑える好投を見せた。しかし8回にヒットでランナーを許すと長打を浴びて1失点して降板し、8回1/3で4安打8奪三振3四死球と、まだ課題も残している。

 東海大相模はその後、小笠原慎之介投手、吉田凌投手がリリーフして4-2で勝利を飾った。

 

プロも注目

 191cmから146km/hを投げる大型右腕にはプロも注目している。ただし「その素質をもっと伸ばしてから」という話しもあり、大学で実績を積んだ後でという声もある。

 ただしそうなると進学するのは東海大の可能性が高くなり、東海大となると菅野智之投手を獲得し、原監督や球団スカウトの縁が非常に強い巨人が有利になる可能性もなくはない。そうなると素質が確かだと判断した球団がドラフト下位で指名してくることも予想される。

 また、この日リリーフで登板した吉田凌投手は、1イニングという事もありほとんどの球が145km/h前後を記録する圧巻のピッチングを見せている。吉田凌投手は来年のドラフト1位候補待ったなし、という感じだ。

 

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