阪神は3月27日に、西宮市の球団事務所でスカウト会議を開いた。センバツ大会の1回戦が全て終わり、出場した選手の評価を確認した。
県岐阜商・高橋純平投手などが話題に
スカウト会議といっても、まだこの時期は選手の細かな評価というものも、チームの補強方針もハッキリとは決まっていない。今回はセンバツの視察でスカウトが甲子園に集まったので開催されたような感じだと思われる。
ただし、センバツ1回戦で登場したドラフト候補について、各スカウトの評価などの情報交換をし、特にこのセンバツでは一人ずば抜けた評価となったとみられる県岐阜商・高橋光成投手については、中村GMも「競合になるだろう」と話題になったようだ。
その他にも天理の舩曳海選手や坂口漠弥選手などもセンバツで足や長打力をアピールした事から、これからマークをしていくのではないかと思う。
スカウト活動本格化
センバツ大会については、出場するチームも少なく、また昨年秋にチェックをしている選手が多い事から、選手を見つけ出すというよりは、注目している選手が順調に成長しているか、という見かたになる。
しかしこれから社会人の主要大会や大学のリーグ戦、高校野球の春季大会が続々と始まり、スカウトたちはそれぞれの担当地区に散っていく。選手を見つけ出すスカウト活動が本格化する。
阪神もおそらく次回のスカウト会議は春の各クラスの大会が一通り終わり、大学野球選手権の期間中に行われるのではないかと思う。その時にはチームの状況も徐々に明らかになり、来年に向けた補強ポイントも見えてくるだろう。
スカウトの春が始まる。
センバツ県岐阜商・高橋ら話題 デイリースポーツ紙面 2015/3/28
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