昨日行われた東京ヤクルトのスカウト会議、軸を済美・安楽智大投手と早大・有原航平投手としていたが、安楽智大投手の指名が有力であることが分かった。
最終決定は当日
スカウト会議を終え鳥原チーフスカウトは「2人中心にいい方で勝負する。もう少し調査しようという事になりました」と話し、安楽智大投手、有原航平投手の2人に絞ったことを明かした。
そして東京ヤクルトはここへきて安楽投手について「ひじの故障は重くない」と判断しているようで、日刊スポーツの取材にも「画像なども必要なら送りますということですが、それぐらい自信があるんだと思う」とし、そして「157キロを投げる投手はプロでもいない。夏ぐらい、もっと早いかもと話している。」と球団内では即戦力として評価している。
他球団の動向を見て
即戦力としては有原航平投手の方が評価できるものの、有原投手には広島が1位指名を明言し、阪神、北海道日本ハム、横浜DeNA、巨人なども1位指名を検討している。
安楽投手についてはまだ1位指名を明言している球団は無く、抽選になったとしても確率は高くなりそうだ。しかし、ここへきて有原投手から回避するような流れもあり、非常に流動的と言える。
決めるのは当日と話す東京ヤクルト、外れ1位候補としてヤマハの竹下真吾投手、亜大・山崎康晃投手等をリストアップし、ドラフト会議に臨む。
この日のスカウト会議では有原と並ぶ1位指名候補として、安楽(愛媛・済美高)を確認。さらに1メートル80左腕の竹下(ヤマハ)、大学球界屈指の好投手、山崎(亜大)らをリストアップし、他球団の動向次第で“一本釣り”を狙う可能性を残した。鳥原チーフスカウトは「最終的にはドラフト当日に決める」と含みを持たせた。
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