中日、ドラフト7位指名の遠藤一星選手も入団に慎重な姿勢

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 中日ドラゴンズがドラフト7位で指名した東京ガスの遠藤一星選手が、指名あいさつを受けたものの入団に慎重な姿勢を示した。

指名あいさつも

 遠藤一星選手は今年の侍ジャパン社会人代表にも選出された社会人屈指の遊撃手でリードオフマンだが、ドラフト会議では7位で中日に指名された。

 この日はその中日の中田スカウト部長などから指名あいさつを受けたが、「今後の事はよく話し合って決めたい」と話し、入団には慎重な姿勢を示した。中田スカウト部長も「年齢や順位的なものもある。じっくりと考えてくれれば」と理解を示した。

 遠藤一星選手は25歳であり、1年目から活躍しなければならない年齢となっている。しかしドラフト7位という事もあり、同じ力ならば若手を使う事も考えられ、チャンスが与えられるのかも難しい。競争社会なのでそれも当たり前かもしれないが、社会人屈指の遊撃手だけに、もう1年やって活躍して来年上位で指名という気持ちもあるかもしれない。

 しかしそうなると来年は26歳となること、入団拒否をすると来年以降は他球団も指名しづらくなることも予想され、プロ入り、という可能性が閉ざされてしまうかもしれない。非常に悩ましい状況と言える。

 

 中日は育成ドラフト1位で指名した佐藤雄偉知投手も入団の意思を保留している。果たして契約にたどりつけるのか、今後が注目される。

交渉長期化も、ドラ7位・遠藤 日刊スポーツ紙面 2014/10/31

 

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