広島カープがスカウト会議、高校生のドラフト候補を小笠原慎之介投手、高橋純平投手など27人に絞り込む

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 広島カープは8月23日にマツダスタジアムでスカウト会議を開き、高校生の指名候補を27人まで絞り込んだ。ドラフト1位候補としては県岐阜商・高橋純平投手、東海大相模・小笠原慎之介投手の評価が断トツで、関東第一・オコエ瑠偉選手も評価が高まった。

ドラフト上位候補は4人

 27人まで絞り込んだ高校生の中で、ドラフト上位候補には高橋純平投手、小笠原慎之介投手、オコエ瑠偉選手、仙台育英・平沢大河選手、大分商・森下暢仁投手の5人の名前が挙がった。その中で高橋投手、小笠原投手について松田オーナーは「高橋、小笠原は1年目から28人に入ってくる。」と1年目から1軍に入ってくると高い評価を示した。

 またオコエ瑠偉選手について松田オーナーは「素晴らしい。プレッシャーがかかる場面で結果を出している。持っているんじゃないか」と評価、苑田スカウト部長も「3年の東京大会からうまくなった。40年スカウトをして、これだけの急成長は初めて。足の速さと走る姿勢は人気を集めそう」と急激に評価が高まったと話した。

 球団はドラフト会議まであと2回、スカウト会議を行い、大学生・社会人の候補を絞り込んだうえでドラフト指名選手を決める。

 

カープのドラフト

 広島カープは昨年のドラフト会議で、地元広陵高校出身の有原航平投手の獲得を目指したものの抽選で外し、外れ1位で外野手の野間峻祥選手を指名した。その野間選手も1軍でプレーもできており、今年こそ投手ということでしかも常に課題となっている左腕投手、そして昨年獲得できなかった有原航平投手の後輩でもある明治大・上原健太投手の獲得を狙っていた。

 春先には苑田スカウト部長も上原投手を高く評価していたものの、春のリーグ戦で目立った活躍はできずややトーンダウン、その代わりに高校生の高橋純平投手の評価が高まり、さらに夏には小笠原投手、オコエ選手の評価が上がった。現在でも上原投手の可能性が高いとみられるが、同じくらいのランクに高橋投手、小笠原投手が来ているとみられ、秋の上原投手のピッチング次第では、左腕の小笠原慎之介投手の指名の可能性もある。

 かつては単独1位指名を狙ってきたカープだが、最近は大瀬良大地投手の獲得、有原航平投手の指名などドラフト目玉級の選手の抽選に参加している。上原健太投手であれば単独指名の可能性も高まるが、果たしてどのような決断をするか、今後の行方に注目される。

 オコエ選手については昨年、野間選手を獲得し、ほかにも鈴木選手など有望な外野手はいる。しかし松山選手や岩本選手など活躍がいまいちの選手も少なくなく、素質の高い野手をほっておけないのもカープのドラフトで、高橋投手、小笠原投手、上原投手を獲得できなかったときには外れ1位でオコエ選手の指名の可能性もないとは言えない。

 また主軸で阪神から獲得した新井選手を起用するなど外国人選手と合わせてギリギリの選手起用となっている。課題の主砲候補の獲得もしたいところ。

広島東洋カープのドラフト会議メインページ 

2015年度-高校生のドラフト候補リスト

2015年度-高校生投手のドラフト候補リスト

松田オーナーは「高橋、小笠原は1年目から(1軍の)28人に入ってくる。甲子園ではオコエの躍動感と、平沢の柔軟性が印象に残った」と話した。10月のドラフト会議までに2度話し合いの場を持ち、1位候補を最終的に決める方針だ。

松田オーナーは「素晴らしい。プレッシャーがかかる場面で結果を出している。持っているんじゃないか」と勝負強さを絶賛。苑田スカウト統括部長も「3年の東京大会からうまくなった。40年スカウトをして、これだけの急成長は初めてじゃないか。足の速さと走る姿勢は人気を集めそう」と褒めちぎった。

広島は基本的には投手を1位指名する方針だが、高校生野手では関東第一・オコエ瑠偉外野手、仙台育英・平沢大河内野手が上位指名候補に挙げられた。

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