広島カープがスカウト会議、296人をリストアップ、ドラフト上位候補11人の映像チェック

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 広島カープは広島市内で今年1回目のスカウト会議を開き、即戦力投手を中心に296人をリストアップした。投手10人、野手1人の映像をチェックするなど、他球団よりも早い動きを見せる。

投手10人、野手1人

 この日は既に上位候補として、投手10人、野手1人の映像のチェックをしたという。苑田スカウト統括部長は「今年はこういう選手がいるという報告です」と話したものの、この時期の他の球団のスカウト会議では、各スカウトからリストアップされた選手の確認という程度のものが多く、上位候補を10人程度挙げて映像をチェックするというのはかなり早い動きとなっている。

 ただし広島はこの時期に数人の上位候補選手の名前を挙げる事が多く、例年通りと言える。

 日刊スポーツでは投手について、明大・上原健太投手、駒大・今永昇太投手、県岐阜商・高橋純平投手と3人の名前を挙げている。その他の7人を考えてみると、JR東日本・関谷亮太投手は明治大の繋がりという事からもチェックしているだろう。さらに、富士大・多和田真三郎投手、仙台大・熊原健人投手、東海大相模の吉田凌投手、小笠原慎之介投手は可能性は高いと思う。

 そして残り2人として、福岡大・唐仁原志貴投手、帝京大・西村天裕投手、東海大・吉田侑樹投手、Honda鈴鹿の狭間正行投手あたりからチェックをしているだろうか。

 また野手は2人であれば、明大の高山俊選手と慶大の谷田成吾選手と言う事になりそうだが、一人という事で明大・高山俊選手という事になるか。それとも1位で上原健太投手といった投手1位指名が確実視されている事から、あえてそれ以外の選手なのか。

 いずれにしても、今年の広島のドラフトは昨年1位で有原航平投手を獲得できず野間峻祥選手を指名した事、前田健太投手のメジャー移籍の可能性が付きまとう事からも即戦力投手の1位指名はほぼ確実で、その候補としてチームに不足している先発左腕投手で、地元広陵出身の上原健太投手の可能性が高い事は間違いないとみられる。

 

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 広島は14日、広島市内の球団事務所でスカウト会議を行い、今年のドラフト指名候補に296人をリストアップした。上位指名には明大・上原健太投手、駒大・今永昇太投手、県岐阜商・高橋純平投手らが候補に挙がった。

 苑田スカウト統括部長は「今年はこういう選手がいるという報告です」と説明した。

 明大・上原健太(3年=広陵)や駒大・今永昇太(同=北筑)、県岐阜商・高橋純平(2年)ら上位候補の投手10人と野手1人の映像を確認。

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