オリックスは今年のドラフト会議で育成選手を大量指名し、3軍制の布石にする方針であることが分かった。
3軍制
オリックスは今年、ルーキーの塚田貴之投手が育成選手から支配下に昇格すると、園部選手、太田投手、八木投手などが支配下登録され、現在は育成選手は戸田投手と赤松捕手の2人だけとなっている。
これを育成選手だけで試合可能な人数に増やし、今後の3軍制の布石にするために、今年のドラフト会議では育成ドラフトで選手を大量指名するようだ。球団は来春に舞洲地区に練習拠点が完成するが、既にクラブハウスのロッカーなどは100人分のスペースを用意しているという。
3軍制というと福岡ソフトバンクが若い選手を育成し千賀投手などが1軍で活躍するなど実績を残しており、巨人も昨年に育成選手を大量指名し3軍制にすることを明らかにした。
オリックスの瀬戸山球団本部長は千葉ロッテのフロント時代に育成選手を大量に指名し、岡田選手や西野投手などが1軍で活躍をした実績がある。また岡田監督時代は即戦力を中心としたドラフトだったが、最近は昨年の吉田凌投手など、素質の高い高校生をドラフト中位で指名して育てていく方針となっている。
福岡ソフトバンクのように続々と好選手が出てくる育成組織が構築できるか、注目される。
オリックスバファローズ、過去のドラフト指名 | ドラフト会議ホームページ2016 Draft home page
オリックス、今秋ドラフトで育成大量指名検討 日刊スポーツ紙面 2016/7/22
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