オリックス、ドラフト5位指名の東海大相模・吉田凌投手と仮契約

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オリックスはドラフト5位で指名した東海大相模の吉田凌投手と、契約金3500万円、年俸500万円で仮契約を交わした。背番号は66。

プロでエース番号を

吉田凌投手は兵庫県出身で、西脇東中学校では兵庫北播シニアでプレーし、140キロを超す速球を投げる投手として注目された。多くの高校からの誘いがあったものの東海大相模に進むと、1年時に149キロをいきなり記録して話題となった。

2年夏の神奈川大会決勝では決勝で20奪三振を記録しさらに注目されたがスライダーに頼った投球を指摘され、ストレートのキレを強化しようとしたがそこでフォームのバランスを崩してしまう。2年秋の新チームでは背番号1を左腕の小笠原慎之介投手に譲り、エース争いを繰り広げる事となった。

3年春にさらに成長を見せた小笠原慎之介投手に対し、吉田凌投手はそれまで投げれていた150キロ近い速球が投げられなくなっており、1年時の迫力ある投球を取り戻すことはできなかった。しかしその分、140キロ前半ながら低めにコントロールする投球で、エース争いをした小笠原慎之介投手とともに夏の甲子園で全国制覇を果たした。

小笠原投手は中日のドラフト1位で指名されたが、高校2年夏までは吉田投手もその順位にいるものと思っていただろう。契約金でも小笠原投手は1億円+出来高5000万円、年俸1500万円で契約しており、大きく差が開くこととなった。しかし吉田投手は「アイツとは3年間一緒に切磋琢磨してやってきた。これからもいい刺激にして、追い越すようにしたい」と話した。

高校時代のエース争いでは敗れた吉田投手、今度はプロで地元兵庫で、ドラフト6位の佐藤世那投手などオリックスの投手陣と、そして中日で投げる小笠原投手とエース争いをする。背番号66からのスタートとなる。

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兵庫・西脇市出身の右腕は今夏、小笠原慎之介との二枚看板で全国制覇に貢献。ともに最速151キロだが、僚友が中日の1位指名なのに対し、自身は5位。条件面も小笠原は契約金1億円プラス出来高払いと年俸1500万円で、大差がついたが、気後れはない。

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