春季福島大会の光南vs小高工戦では光南の181cm左腕・佐藤勇投手の登板に、10球団17人のスカウトが視察した。
佐藤投手は181cmの長身左腕で143kmのストレートを投げ、先日の学法石川戦では6安打10奪三振で完封勝利を挙げている。その試合では巨人、阪神、埼玉西武、北海道日本ハムの4球団5人のスカウトが訪れたが、この日はその倍以上のスカウトが訪れ、巨人は山下スカウト部長が、中日も中田スカウト部長が訪れるなどスカウト部門トップが視察に訪れて、評価が高まっている事を示している。
この日の佐藤投手の投球は初回に2失点する展開となったが、雨天中断の後に立ち直り、141kmのストレートと鋭いスライダーで8回1/3を投げて13奪三振、8安打を許しながらも3失点に抑えて勝利した。東北楽天・上岡スカウトは「下半身がしっかりしているし、今後も注目していきたい」と話し、また中日・中田スカウト部長は「右打者の膝元に来る直球がいい。楽しみ」と評価している。
2012年のドラフト戦線は2011年のドラフト会議直後から動いている。
世間をあっと言わせた北海道日本ハムの東海大・菅野智之投手の指名と交渉権獲得、その後、菅野投手は大学に籍を残す形で卒業を延期し、1年間公式戦に出場できないリスクをとりながらも巨人入りを希望した。北海道日本ハムは2012年3月末まで交渉権がありながらも2011年に数回東海大を訪れただけで交渉は終わってしまう。
その北海道日本ハム、ダルビッシュが抜け、菅野を獲れず今年も即戦力エース候補かとも思われたが高校生投手の獲得を目指し、特に花巻東・大谷翔平投手に常にマークをしている。おそらく指名はほぼ決まっているようにも思える。その他に龍谷大・古本武尊選手、道都大・佐藤俊一投手など2位以降では即戦力候補の指名となりそうだ。
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